ねずみむぎ (鼠麦)
学名 |
Lolium multiflorum (L. italicum) |
日本名 |
ネズミムギ |
科名(日本名) |
イネ科 |
日本語別名 |
イタリアンライグラス |
漢名 |
多花黑麥草(タカコクバクソウ, duōhuā hēimàicăo) |
科名(漢名) |
禾本(カホン,hébĕn)科 |
漢語別名 |
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英名 |
Italian rye-grass |
2023/05/27 入間市宮寺 |
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辨 |
ホソムギ L. perene には芒がなく、ネズミムギには芒がある。
二種の間に、種間雑種ネズミホソムギ L.×hybridum のほか、さまざまな中間型が見られるという。 |
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ネズミムギ属(ドクムギ属) Lolium(黑麥草 hēimàicăo 屬)には、地中海地方・西アジア・西ヒマラヤに約26-28種があり、多くは世界各地に帰化している。
incl. Schedonorus
ネズミムギ L. multiflorum(L.italicum;多花黑麥草;E.Italian rye-grass)
ホソムギ L. perenne(黑麥草;E.Perennial rye-grass, English rye-grass)
『中国雑草原色図鑑』310
L. persicum (歐黑麥草・歐毒麥)
アマドクムギ L. remotum(疏花黑麥草;E.Hardy rye-grass) ヨーロッパ原産という
ボウムギ(トゲシバ・トゲムギ) L. rigidum(L.subulatum;硬直黑麥草;E.Rigid rye-grass,
Swiss rye-grass) 地中海地方原産
ドクムギ L. temulentum(毒麥;E.Darnel, Poison rye-grass, Cheat)
地中海地方原産。『中国雑草原色図鑑』310
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イネ科 Poaceae(Gramineae;禾本 hébĕn 科)については、イネ科を見よ。 |
訓 |
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説 |
ヨーロッパ・北西アフリカ原産。一説に、ヨーロッパにおいてホソムギから作られたものという。
世界中で牧草として栽培され、また広く世界の温帯に帰化している。日本には、明治期に牧草として導入されたが、今は野生化している。中国では牧草として栽培。 |
誌 |
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